「ちょうどいい」をさがす

自律神経失調症で繊細な専業主婦させていただいております

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年上の素敵な友達ー私の精神安定剤

友達とは?ー

なんて答えのないテーマが良くありますが50歳になってひしひしと感じていることがあります。それは私は…

同年代が大の苦手だ

 もちろん、学生時代その各年代ごとによく行動を共にする仲良しはいましたが自分から積極的に連絡をとるほどの人は卒業と共にいなくなりました。だから同級生に長くずっと続いている友達関係の人がいません。たまにテレビの街頭インタビューとかで卒業して別々の道を歩んでいてもたまに約束して出かけたり、遊んだりしている人たちを見ると自分がいかに人づきあいが面倒なタイプかよくわかります。あんなことできない。したいとも思わない。

 そんな私にもたまに自分から電話したり会いたくなる人がいないわけでもないです。ただ、ほとんど年上。自立していて自分の考えや経験を嫌味なく話してくれる人です。私は”友達”に何を求めてるんでしょう?と思ったのですが多分何かしらの”収穫”が欲しいタイプなんだなと思いました。

 

 

同年代が苦手な理由

 一番にはっきりしているのは<嫉妬>です。私は周りを気にしないので<嫉妬>は受ける方ばかりでした。自分では誰かに嫉妬されるようなことは皆無なのに嫉妬する側の人って何に反応するか全く予測がつきません。こちらではどうしようもないことばかり。さすがにこの年になるとトラブルにはなりませんが10代~20代の頃は「なんでやねん!」と突っ込みたくなるようなのがいっぱいありました。そうなると身動き取れませんので自然と早くその場から離れようと学校や会社からさっさと家に帰るわけです。

 あと、同世代だと「あの人にはなんで同じことができないんだろう?似たような感覚を持ってないんだろう?」と思ってしまいがち。事情はそれぞれ違うのについ。これは私も注意したいところです。人って「え~私たちって同い年やん!」って判明したとたん良くも悪くも意識するんでしょうかね。いろんな要素が似てる分、期待もしすぎてしまう。だからもう似たような年の人にはよほど話の流れがそっちに行かない限り年齢は訊かないようにしています。訊かなければ謎のまま、その状態で平和ならその方が楽。

年上が楽な理由

 年上の友人を作るメリットは何と言っても<これから自分が直面するであろう問題を先に経験しておられる>というところ。40代を過ぎてからは親の介護・病気・体力の変化など同時にいろいろ来ますので具体的な解決策を持っていないにしろ「ああ、みんな頑張ってるんだ。」って思える話を聞くことができ「いつか絶対トンネル抜ける日が来る!」と励ましたりもしてくださる。私の性格上これはとてもメンタルヘルスに良いのです。こちら側も相手が年上ということでまずは聞いて学ぶポジション。その人の話を聞くとそれだけ相手を尊敬できる要素にもたくさん気づけていい関係が保ちやすいです。同い世代だと頼られたらもう最後、「あなたといると私ラクだわ~」とかって立ち位置が決まってしまったりするんですよね。逆にこれが年下なら「仕方ない。こっちが大人にならなきゃ。」と割り切れるのですが、それはそれで私の場合<頑張らなきゃスイッチ>を入れてしまう分疲れます。

 年上の友人のメリットは他にも。いろんなことを笑って見守ってくれることの方が多い気がします。「ああ、私も少し前はそんなんだったわ」という感じで。つまり両方対抗意識がないということなんですね。そして世代がちょっと違うだけで背景もライフスタイルも価値観も違ってても不思議ではない、とハナから分かっているので変な期待もしていないような気がします。それもストレスを減らせている要因でしょうか。

新しい季節こそ良い友を見つけるチャンス

 春は新しいメンバーでの人間関係が生まれる季節でもあります。同年代であることの盛り上がり、仲間意識もとても楽しいですが、年上の人にも良い友人になってくれる人はいると思います。視野を広くとって友達になれそうな人を探したいですね。もちろん、年齢が上がってくると自己中心的な人も増えてきますから年上は全員<人間ができている>というのはありませんが(笑)自分の向上心にプラスになる、いろんな見方を教えてくれるお姉さん世代が心地よいのでその中で自分を成長させつつ、自分も年下にそう思ってもらえる人でもありたいと思う今日このごろです。

 

ああ、可愛い大人になりたい。