今、PSY・Sを聞きながらブログを書いています。
懐かしい。今このグループを知っている人はどれくらいいるのでしょう?
PSY・Sを語りたくなる
部屋の片づけをしたらCDが何枚か出てきました。しばらく聞いていないのをブログを書いてる間に後ろで流していたらPSY・Sのアルバムにたどり着く。
そもそもCDプレイヤーってもう今の時代のほとんどの方はいらないんですよね。ストリーミングサービスで聞くから。うちも長いことプレイヤーはいらなかったんですが、外国語のテキストにはCDがついているし、昔のCDがもったいないのでシンプルなのをまだ商品があるうちに買っておかなきゃと思い何年か前に購入しました。ストリーミングサービスのサブスクは有料のものは何も利用していません。気になる新曲を探しに行くときにチラッと使うくらい。
さて本題、音楽を聞かせることなくこのユニットを説明しようとしたらどうなるんやろ?と思ってウィキさんを開くと”ニュー・ウェイブ系の音楽ユニット”というちょっとクスッとする説明。1980年代後半<新しい波>だったとしたら今、ピッタリちゃうの?シンセとかテクノとか、あの頃流行りだしたものをいち早く取り入れて、高音ボーカルのCHAKAさんが軽やかに歌い上げるスタイルは2000年代ならきゃりーぱみゅぱみゅ、Pafume、YOASOBIなんかと並んでも遜色ないと思っています。彼らの曲の動画にどなたかが”出てくるのが早すぎたグループ”と書いているのが妙に納得。一番有名なのはテレビアニメ「シティーハンター」のオープニング「Angel Night~天使のいる場所」。2019年の映画の時にも使われたなら今もわかる子いるのかな?
ボーカルのCHAKAさん自身がPSY・Sのことと今の事情を書かれていたブログやXも見つけましたけどそこには触れず、ただ私のPSY・Sとの思い出だけを綴ろうかと思います。(今はJAZZを歌っていらっしゃるのですね。動画チャンネルを見つけました。声にお変わりなくとてもうれしい)
高校時代 友達はいろんな音楽を教えてくれる
音楽番組は大好きで、昔はたくさんあったからほぼ欠かさず見ていたけれど、逆にそこに出ることのないアーティストさんは誰も存じ上げていませんでした。そういう歌番組に出ない素敵なアーティストさんがたくさんいると教えてくれたのは高校時代のクラスメートたちでした。
その時にPSY・Sにも出会いまして。実は「シティーハンター」のことは名前ぐらいしか知らなかったのでただ純粋に先に挙げた2曲を「これ好き」と感じて、あとからアニメとの関係を知ったっていう順番でした。それからお小遣いがたまるたび、ほぼすべてのアルバムを順番に買いそろえていき、アルバム曲も聞くようになってますます好きになってって。 学校の課題で「本」の装丁を学ぶ時間があった時には(ちょっと専門性のある学校でしたので)中身は自由だったのでPSY・Sの”リリックブック”なるものを自分でイメージして作ったほどです。絵本のように1曲ずつに自分で絵をつけ、歌詞を載せる。昔の自分の課題作品は全部捨ててるんですが、これだけは捨てれず取ってあります。友達がどんどん新しくお気に入りのアーティストさんを見つけていっても私はPSY・Sを聞き続けて、活動を終えた時もあとで知り「ふ~ん、知らなかった」と思ったくらいで、自分の中では全然古くならない唯一のアーティスト。
音楽って現実逃避したいときに聞くことが多い
私にとっては、彼らの曲はどこか非現実の世界に連れて行ってくれるもので、
今、私は空でも飛んでいるんじゃないか
海の底へ沈んでいるんじゃないか
はたまた夜の高速を突っ走ってるんじゃないか
って感覚にさせてくれる心地よさがあったんですね。
ー今、「Cubic Lovers」が流れています。~まばたきのキッスは永遠~♪
良いわ。
「また活動してほしい、曲を出してほしい」とかも不思議と思わないんですよね。あの10年ほどの期間でストーリーが完結でいいと思っています。願わくば、いろんな技術が発展している今、YOASOBIさんやPafumeさんとうまいことリモートとかでいいから昔と今をごちゃまぜにしたフェスを配信してくれないかな~。だれもカバーもしないよね。ああ、自分にいろんな力量があればカバーアーティストになりたいくらい!(いろいろ全般、足りなさすぎる)
権利とかややこしいんでしょうね。”大人の事情”を覆す人はいないものでしょうか?SKY-HIさんが今、音楽・エンターテインメント業界に一石投じてボーイズのダンス&ボーカルグループの垣根を壊しにかかっていらっしゃいますが、ああいうことにはさぞかしエネルギーがいるのでしょうね。あと何人かでもいろんなジャンルにそういう方がいて下さったら…。どうぞ負けずに頑張ってほしい。ストリーミングアプリ上では好きなように混ぜることはできるけど、それじゃあなんか…ね。
(半年ほど前だったかな、PERSONZのジルさんがテレビのバラエティーか何かに出て「DEAR FRIENDS」を歌ってくださってなぜだか涙が出たわ~。ちゃんと音楽番組でやってくれたらな。)
あ、BGMが「Angel Night」になりました。
この疾走感。壮大さ。機械音と混ざり合うストリングスとギター音。唯一無二だわ。
私の青春、ではなくリアルタイムにパワーを注入してくれてます。
現実逃避のために聞くけど、
聞いた後に現実を生きる力をくれる。
それが好きなアーティストさんのいい所。
スマホで聞くのもいいけどCDで聞くと懐かしすぎていろいろ感情が騒がしい。
シングルベスト盤、最高やな!
プレイヤーは持ち運びしやすいのがいい。
どんどん他のCDも聞こう。