プレゼント選びは楽しいけど難しいって話。
続きです。(前編はこちら)
かくいう私も自分があげて失敗だったなぁと思うプレゼント例が多々あります。
プレゼント選びは推理でありスキルである
一度、毎日ロングヘアを後ろでお団子にしているご年配の知り合いに「かんざし」をお土産に買ったことがあります。その方はいつもピンでとめているだけだし、お着物を着る機会もゼロではない方だったのでいいと思ったんですが、あっさりと
「あんなんもろうても使い方わからへんわ~」
と言われてしまいました。関西人、心の声も大きく口から出ることがよくあります。え?そのお団子に刺すだけやのに?って思い、私もちゃんと言いましたけど。考えて買った分やっぱりショック。でも、あとで思ったんです。何十年も同じヘアスタイルしているってことをもう少し洞察したら「新しいことに挑戦することに興味が薄い」っていう証拠でもあるので考察足らずだったなとも思いました。う~ん、詰めが甘かったか。
それ以後、ちょっとしたプレゼントやお土産は断然“消えモノ”になりました。が! これはこれでミスることもあります。
むっちゃお二人でワインを傾けてそうな雰囲気の夫婦にワインをお土産にしたら、二人とも一滴も飲まない人たちだった、とか。地元の老舗の菓子を持っていったら「甘いものを控えないと」な人だったとか。もう、本当に情報って必要。考えだしたら何もあげれない人になりそうです。いや、もう徐々にそうなってる。いかんいかん。
逆に「なるほど」と思ったプレゼント話もあります。
相手が闘病中のお見舞いプレゼント
これって一番神経遣いますよね。お金が一番助かるのでそうできる時はそうするけどあとちょっと、プラス<心がほわっとするもの>をあげたいときがあります。お花や食べ物はNGなので、私は例えば気分が悪くなることが多い状態の子にそういう時むぎゅ~っと抱きつぶせるぬいぐるみをあげたことがあります。海の生き物が好きな子なのでそういうのを探しに行きました。別の友人は、手術後に以前のインナーが着づらくなったのを知って機能的なインナーをプレゼントしていたのを知って感心しました。愛ですね。同じ経験をした誰かにヒントをもらうのも必要。
普段から家族やペットの写真を待ち受けにしているような方にはフォトフレームもいいですよね。今はどこからでも遠隔で写真を共有してあげれるものもあるらしく、だったら旅行の雰囲気とかもシェアできる!お相手が辛くならないのであればいいですよね、そういうのも。
まとめ
最近、ずるい私は品物と商品券、現金のハイブリッドにすることがあります。保険かけてるな。プレゼントはめげずにあげたいものです。でもスキルも必要だとしみじみ。
お金じゃないね。気もちだね。あと、コミュニケーションと情報。
誰かにピッタリなものに出会えますように。