「ちょうどいい」をさがす

自律神経失調症で繊細な専業主婦させていただいております

※このサイトはアフェリエイト(Amazonアソシエイト含む)を利用しています        

あげたいがハードル高し、プレゼント~前編~

 私はプレゼントを選ぶのが好きです。

選んでいる瞬間が悩ましいけど一番好きです。

 でも実はもらうことはあまり好きではありません。自分の好みがはっきりあるので使わないことがわかっているんだけど、もちろん断るわけにはいかないし、しばらくは処分もできない。そういうことが多い。最近はフリマサイトとか、リユースショップがあるけれど、それでも性格上、何か月か何年かは家に置いておかないと申し訳なく思ってしまう。気ぃ使いなので、使ってるところを見せてあげないといけないかなぁ?とか考えちゃう。

 渡す側になるときも失敗の方が多いのも事実。

気まずかったプレゼント話 “ともだち”の度合い

 結婚祝いにお金ではなく品物をくれたともだちがたくさんいます。

(私は式を挙げてないのでご祝儀なるものは発生しませんでした)

「何がいい?」とか「コレコレを考えてるんだけどいい?」とか事前に尋ねてくれた友達には本当に感謝しかないし、自分もこれからそうしようと思いました。

 多分、欲しいなーとは思っていても、いざ現金渡されたら果たしてそれを本当に買いに行くのか?が微妙なものをプレゼントでくれたりすると嬉しい。我が家にはその時に頂いて結婚20年目にしてまだ使っているミキサーや私好みの器があります。相手の方が欲しいと思っているキッチングッズとかわかったらいいですよね。ソーダ―メーカーとか電気圧力鍋とか、何人かで出し合ってくれたりしたらうれしいかも。 

 その一方で「コレコレにしますね。」と予告してはくださったものの微妙に反応に困ったものもあります。

好みを知ってる友達のありがたさ

 品物はいいもので助かったと言えば助かったのですが…明らかにくれた本人の趣味が満載だったもの。たとえば、神戸の洋館とかなら似合うかな?みたいなお姫様風。好きな人は好きですよね。たぶんそれだけが唯一の頂き物だったらそんなに気にならなかったのだろうけど、ほかの数人で「好きでしょ?」と私の好みをバッチリ当てて、シックでアジアンなもの選んでくれた友人がいただけに、そして普段から本音でしゃべれる友人ほどそういう選び方をしてくれていたので「友達っていろいろやなぁ」と考えさせられました。

 私は、日ごろのファッションにも「お姫様感」は一切出していなかったのでそんなに難しいチョイスではないと思ったんだけどな~。でも、それはこちらの勝手な想像。ちゃんと伝えないとだめですね。

 逆に、私が「これ好み!」と本当に思えたものをくれた友達の株は私の中で急上昇しました。一人の子は10歳以上年下の子だったから予算もそんなになかった中だったのに。値段じゃないです、本当に。

ー自分が好きなものではなく、相手の好きなものを選ぶ大切さと大変さー

 

 

 もう一つ、私の方で失敗したな、と思った出来事。

 デザイン的に嫌いじゃない雰囲気のものだったから「ありがとう!私の好きなデザイン考えてくれて~」ってお礼を言ったんですけど、その瞬間、お相手の友人の顔が「そ、そう?良かった。」とちょっと違和感あったんです。なんだかはっきりとはわからないんだけど、感度高めな私は「あ、たぶん言わない方がいいこと言ったんだな、私。」と思いましたが、長いこと謎でした。

 そのあと、何年かのち、別の共通の友人が結婚。その子の家に遊びに行ったときに答えが判明。うちと全く同じデザインの<それ>があったので「うちと一緒やな。」となんとなく言ったら「~さんが結婚祝いにくれた。」とのこと。

 なるほどね。その方は誰がいつ結婚しても結婚祝いはコレともう決めておられたわけです。賢い方法ではあるけど、共通の友人には気を付けた方がいいかもね。苦笑。自分にはない発想だったので一つ賢くなりました。

少なくとも食器はやめとくほうが無難

 リユースショップに行くと、贈答品だったんだろうな~と思われるセットの食器類がたくさんあるところをみると、たぶんこの分野が一番難しいんだと思う。今はお手軽でいい食器がどこでも買えるし、お好きな方は絶対好みがある分野。日本にも海外にも素敵な陶器がたくさんあるしね。ちなみに私は九谷焼が好きです。

 うちも申し訳ないけどいくつか他へもらって頂いたり売ったりしました。それでも食器類って通常的に百貨店でも雑貨屋さんでもよくギフトセットになってるけどなんででしょうね?お手頃でいい感じに重みがあるからかな?

 はっ!“重み”って結構大事なのかもしれません。人は「重み」でプレゼントの安心感を得ている。あげる側ももらう側も無意識に幸福感が増してる?

 本当はすっごいふわふわな高級タオルとかでも全然うれしいのに、食器のずっしりした重みになんか「しっかりしたプレゼント感」を感じてしまう。これ、分析したら面白そう。

あ、でも明らかにお金が入ってる封筒はどうなる?軽いけど現金だとわかる場合…。

これはもう心理学。

 

余談。今、タオルの入れ替えはこういう色合いでふわふわのタオルにしている。

使う瞬間、気分がいい。今、何が欲しい?って聞かれたら言おう…。