我が家には現在猫が2匹おります。先に来た15歳のハルさんの話をします。
メンタルヘルスに猫
この子がウチに来てくれたのは私のメンタルがやばかったのがきっかけです。
夫婦とも実家で猫を飼っていたというのもあり、人間関係が最悪だった時「家に癒しの存在を~っ。猫でもおらなやってられ~ん!」という私の声をきっかけにあっさり「飼おう!」となりました。
ペット不可のアパートからOKのマンションに引っ越し、保護猫ボランティアさんの募集の中から、保護された妊娠中のママ猫から生まれた4匹の三毛猫姉妹を見に。
4匹ともまだいたのですが、ネットにメインで写真が上がっていた子はもう引き取り手が決まり残り3匹の中から選ぶことに。ちょうど4姉妹が部屋中を台風のように走り回っていた中、1匹が突然、旦那さんの腕の上でピタっと止まり、ぽわわーんとくつろぎだしたのです。「よし、この子だぁ~!」と盛り上がって選んだのですが、実は…
なんと!腕の上におしっこをされておりました!(気づいたのは家に帰ってから)
4匹で追いかけっこの間、ずっとこの子は他の子より動きがとろくて、いつもビリを走っていたんですね。どうやら途中でトイレをしたくなったのに置いてけぼりが嫌で必死でついて走っていたみたいで。間に合わず旦那さんの腕でおもらしした。ってことだったみたい。
あ~それすらカワイイ!
その場で決めてもう連れて帰っていいってことだったんですが、ちょっとかわいそうだったかも。遊んでる真っ最中だったし、4匹の中から1番に抜けることになったので。
その時のハルさんはこちら。
猫は飼い主に似る
連れて帰ってから思ったんですがこの子は
よく考える子。…まあ実際は考えてるのかどうか定かではないので、そんな雰囲気。子猫らしいキャピキャピしたところもありましたが、よく柱やドアに半分隠れて星飛雄馬のお姉さんのように(世代…)じっとこちらを見つめて、いつも何かいいたげな風でした。
さらにわかったこの子の個性、
おなかの<ルーズスキン>が異様にたるんでいる。猫には敵にかまれた時の保護や体をのびやかに動かすための<皮膚のたるみ>があるのですが(諸説あり?)、ハルさんのおなかのルーズスキンはお医者さんにも「なんじゃこれ?」と言われてました。いつも地面に当たりそう。乳牛のよう。これが邪魔で他の子よりジャンプが遅かったようでもあります。健康上は問題なし。
そして鼻炎もち。
来てすぐに猫風邪を持っていたことがわかり、発症。小さいころに猫風邪した子はそのあとも時々症状がでるらしく、今でもすぐ鼻水をたらします。
老猫になってからは匂いもわかりにくくなったらしく、最近は鼻にご飯を近づけてあげないと気づきません。
さて「ペットは飼い主に似る」と言いますが、いや本当に笑えてくるほど。
何を隠そう私は
考えるの大好き
胃下垂で下っ腹が出やすい
慢性鼻炎+アレルギー性鼻炎
多分、私を猫にしたらハルになるんだろうと思うくらい。今も二人で鼻水垂らしながら「つらいのぉ~」と慰め合っています。
更に言うと、初対面の人は平気で好奇心も旺盛。あいさつに寄っていくけど「パーソナルエリア」に厳しく、調子に乗ってグイグイされると噛みつく。だから、いい感じの距離を置いてくれる人は大好きだし。ほったらかしにしてくれる人ほどこっそり寄り添ってます。そんなところもそっくり。
なんかもう自分を見てるようで…気まずい。
一度、家の修理で来てくれた業者さんの工具箱をじっと覗き込んで、しばらくその男性と2人、同じ姿勢でだまーって座り込んでたのがたまらなく愛おしかったです。
もういい歳なので夜泣き、腎臓機能低下いろいろ心配ですがまだまだ元気。
自分の分身みたいなハルさんにいっぱい救ってもらったので、尽くしたいと思います!