「ちょうどいい」をさがす

自律神経失調症で繊細な専業主婦させていただいております

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大人のクローゼット事情―何着ればいい?問題

 衣替えの季節ですね。本当に、悩ましい…。ファッション問題。ネット上で情報を集めようとするときにどうも気になる表現があります。

 

 

 

ファッションに「OK」も「NG」もつけないで

 まず常日頃思うこと。年齢と服装の話題で情報を探すとよく出てくる「NG」っていう表現はあまり好きではありません。いやせめて「△」くらいでおいとこう。

 そもそも全く同じ人は世の中にいない以上「OK」「NG」でひとくくりにはできないもの。コメントの書けるネット記事なんかだと「似合う、好きな服を着てればそれでいいじゃないか!」的な書き込みが必ずあります。まあ、そうやんな。って思うと同時に「なんでこの人この記事にアクセスしたんやろ?」とクスッと笑えます。

 

 40代~50代ってお肌の状態、白髪加減が一番みんなバラバラじゃないですか?私の知ってる友人たちもバラバラ。そして<気にする度合い>もバラバラ。こんな難しい世代ありませんよ。誰かのアイデアはヒント程度に聞いとこ。

それで、私が自分の顔・体形・髪色・性格いろいろ考えて「これだけは気を付けよう」と思っていることはー

自分を後ろから見ている人が私が振り向いた時に「え!?」ってびっくりしないこと。

ま、「びっくりした~」とは実際誰も言わんけど(笑)

「そんなん気にせえへんかったらええやん」って思う人はそのまま自由におしゃれを楽めるからそれって素敵。素晴らしい。正直それが一番楽ですよね。

私は…気にしちゃうのでちょっと作戦を練ります。

【大人の着る服の価格帯】

 「歳と共にそれなりの値段の物を着とかなあかん。」って思いすぎるのは全然必要ないと思うんですけど、現実問題、私たちの年代のブランドの価格設定ってもう20,30代とはまたちょっと違うじゃないですか。なかなか専業主婦には気にせずポーンと買えるもんじゃあないです。旦那さんが頑張って働いてくれたおかげのお金。大事に使いますよ~。

 とはいえ、いわゆる”ファストファッション”は結局長くは着れないものが多かったんですよね。毛玉、型紙(シルエット)、薄さなど…ダメだったなぁ。今は下着を買うのみ。ということで、私はリサイクルショップやフリマサイト、オークションにお世話になっております。

 私の買い物はだいたい「何色の何」(3色ショッピングか!)を自分の中で決めていくのでそれを探すのですが、元々がそれなりの価格帯のメーカー、ブランドでなければ買いません。いいなと思ったものが知らない名前の時は一度保留にして家でゆっくり調査。だいたいの価格やターゲット年齢層を確認。フリマサイトを調べてわかることもあるんですよ。それなりの定価がついているものはシルエットや縫製がちゃんとしてることが多い印象です。となると長持ちもするので10年後、例えば「グレイヘアになっても着れるか?」を想像して大丈夫そうなら買います。

 ちなみに最近この買い物スタイルで通常2万円前後の定価で売っている夏のワンピースをほぼ未使用の状態で(これも重要です。場合によっては新品タグ付きの物も見つかります)どちらも700円で買いました。ちゃんとここ何年かの間のデザインです。関西人なのでこの金額差でご飯三倍いけるわ!…じゃなくて、このワンピース着るたびに幸せになります。

ミニマリスト的な色が似合わない】

 ミニマリストさんがよく「黒白」でクローゼットをビシーッとそろえるじゃないですか?めっちゃあこがれるんですけど私には大問題がありまして。

どーしよーもなく白が似合わない!

 持ってるんですよ一応、白Tシャツとかブラウスとか…でもとにかく似合わない!顔周りに光が反射する現象は理解できるんだけど。多分、逆の人もいるよね?黒がどうも合わない人とか。あとピンクと赤もダメ。他の色も「昔好きだったんだけど」っていう色が似合わなくなることもありますよね。それでも私はいろんな色を着ていたい!ので毎回探り探り、イエベ・ブルべもいまいち診断しづらい肌色でね。…これに関しては本当に迷走中。

【かわいいものが合わなくなる】

 「カワイイ」って日本文化ですね。欧米だと、女の子たちは20代くらいからもう無地のスタイリッシュなシンプルな服や持ち物を身に着けている気がします。でも日本にはリボン、花柄、ドットなどなど「カワイイ」が広い世代のデザインに入ってるわけで、これがまた悩ましい。

 リボンと花柄はやはりこれも私がまったく似合わないので外します。悲しいかな…結構若い時からこの二つはもう無理でした。ま、あきらめもつきますよね。着たら明らかに違和感、ですから。自然とトラッド、クラシック、幾何学模様を選んできました。今は柄物のスカートはダマスク柄。チェックを着る場合は”制服に見えない”というのをキーワードに選んでいます。

 でも、1枚だけ花柄で捨てられないスカートがあるな~。母が出かけた先で突然買ってきてくれたやつ。不思議とずっと着れてる。

そんなところでしょうか。

<好き>と<似合う>は違う

これは歳を重ねるごとに身に染みて実感。

背伸びも無理もせず、かといって年齢に抗うでもなく。体形を良く知り、変化を受け入れ…いつまでも着てて楽しいものを着れたらいいですね。

「上手に選んでるね。」

と言われるのが一番の誉め言葉。