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大人のクローゼット事情ーレザージャケットに憧れて


海外旅行はそんなに経験ありませんがヨーロッパには2回行ったことがあります。

その時にあちらの女性がレザージャケットを普段使いされているのをよく見かけました。それであっさり単純にレザージャケットに憧れるのであります。

 

40歳から本革のジャケットを1着持つ

初めてのレザージャケット

 20~30代のころ、一着だけレザージャケットを持っていたんですね。今のように若いレディース向けに、ノーカラーでギャザーやフリルがあしらわれた<かわいい><しっとり>タイプのものなんかまだそんなにはない時です。

 それがなんで買ったのかわからないんですが、いやわかってるというか…

 近所のショッピングセンターでセール品がまとめてメリーゴーランドのように回るハンガーラックに吊るされていましてね、物色していたらボルドー(ワイン)の色のジャケットが出てきたんです。そのショッピングセンターでは時々あったんですが、中のテナントさんたちから少しずつ出されたものなのか、限定でそれ1着しかない商品の寄せ集めセールのことがあり、たぶんそれもそんな感じだったんだと思います。値下げしまくった結果8000円が1000円に。そんなのを買うつもりでは全然なかったんですがたまーに”冷静な自分では買わないものを買いたい衝動”に駆られることがあり、この値段ならと思いサイズも良かったんで買ったんです。

 デザインはいたって普通のテーラードジャケット。色がワインで光沢のあるレザー。って書くと「着にくそう…」ってなるんですけど、大変シルエットがきれいでしてね。しかも、友人たちの評価がすごく良かったんですよ!自分ですら「どうなんでしょ?私は気に入ってるけど…」と不安だったので「ひゃっほー!」って感じで喜んで着ていました。これが私のファーストレザー。

 

フェイクレザーの悲しいところ

 ところが悲しいかなこちら合皮(フェイクレザー)でしてね。気に入って着れば着るほど傷むんです。多分、合皮にしてはいいモノだったと思うんですよ、かなり持ちましたし。鞄とかで経験済みですがもっと早く破れてくるのもありますのでそれに比べれば長く着ました。もうひとつ、私はあのつるつるのひんやりした肌触りが好きになれません。シンプルに寒い。ヒヤっとする。中は普通に裏地がついているわけですが外気が冷たいと肌まで冷えてくる気がする。ということで、気に入ってたしたくさんほめていただいたけどファーストレザージャケットを処分した後、レザージャケットはしばらく着なくなります。

海外の女性がかっこよく着ているのに日本女性はあんまり着ない?

 40代になって海外の女性たちのレザー率の高さに気づきまたもや気になりだしたのですが、合皮はいつか破れてくるのでやっぱりもったいない気がしてたんです。だったら本革買えばいいやん!ですが、お値段も高いし、着たことないし、やっぱりひんやりしたらタンスの肥やしになっちゃうし…。それと、私の顔立ちからして似合わないかも?とも思っていたんです。「じゃりん子チエ」のヒラメちゃんばりに<平たい顔族>にハードなレザージャケットなんてねぇ。

 というわけであまり本気で探してたわけではないのですが、ある時フリマサイトでレディースのレザージャケットをいくつか扱っている出品者(お店のようでした)を発見しました。その中で黒ではなく濃いブラウンのハード過ぎないデザインを発見!ハギの継ぎ目が全て<円>のステッチで優しい雰囲気の、でもシルエットはがっつりライダースのジャケットです。そしてなんとあこがれの本革です。

本革はちゃんとあたたかいと知る

 3000円くらいだったのでダメもとで一度買ってみましたら、ソフトで暖かいではありませんか!やわやかさはリユース品だったというのもあるのかも。風が強い日なんか無敵です。革ジャン大好きなバイク乗りさんとか、もともとの愛好家さんからすれば「今更何言ってるの?」なんでしょうが、暖かいんですね。

 デザインが優しかったのでスカートにも合うしすぐにお気に入りの一着になったんですけど周りに”革ジャン”(50代以上の言い方やな)着てる友人なんていなかったから何人かがいるところに着ていくのはちょっとドキドキ。そーっと着て行ったけどだれも特に違和感を覚えず肩すかし。なんだ、ハードルを上げていたのは自分だけだったのか。

 

 そんなこんなで10月~12月、秋から冬への移行の季節。私はこのブラウンのレザージャケットを着るのを大変楽しみにしているわけです。雨の日は着れないんだけどね。

 

 ちょっとヨーロッパレディになった気分で歩くと気分もおしゃれになる気がする。

そういえばヨーロッパの古い街では道端でギターやサックスを吹いている人がいてBGMがおしゃれだったな~そういうところを歩いてみたい。