「ちょうどいい」をさがす

自律神経失調症で繊細な専業主婦させていただいております

※このサイトはアフェリエイト(Amazonアソシエイト含む)を利用しています        

昔はゲームで負けると泣く子だったのにね

 たまにゲームを楽しみます。といっても何年も前から初代任天堂Wiiしか我が家にはありません。今は本当に触らなくなってしまい家にあるのは旦那さんの懐かしゲームとして<スーパーマリオコレクションスペシャル>と、<桃太郎電鉄>です。以前は<スーパーマリオブラザーズ>がありましたが、攻略本まで買って隅々まで楽しんだので手放し、<マリオカート><スーパーマリオギャラクシー>は私は大好きだったのですが…旦那さんが立体になると画面に酔うようで(乗り物で絶対酔わないのにね)一緒にやれずこちらも手放すことに。

人って運転とかゲームをすると各々の性格が出るものですが私自身も自分で驚いたことがあります。

 タイトルのように私は小さい頃兄を含めて家族4人でトランプなんかのゲームをすると、負けた時にごねる・すねる・泣くの一番厄介なタイプでした。自覚アリです。まあ”小さい子あるある”ではあるのでかわいいもんなんですが年子の兄が全然そうではなかったので「なんかそっちの方がかっこいい」と思ってました。少し大きくなってから妹が増えましたが年齢がちょっと離れていたので下の子に譲るくらいの心の余裕はできていたものの自分の嫌な部分は本当に治ってるのか自信はありませんでした。

 そこから10年以上、独身の間は他にやることがいっぱいあってゲームなんか興味も触る機会もなく…結婚してから5年以上たったある日、「ゲームしたいね」と久しぶりに購入したのが当時すでに流行の波が過ぎ去った後の<Wii>。私にとっては初めてのいわゆるテレビゲームってやつです。だいぶ下火になっていたので最初からソフト2本付きのお買い得のを買いまして、やり始めたらいろいろ反応が意外だったんです。自分と旦那さんと。

 ゲームやってるとミスるじゃないですか。落ちる・滑る・空振りする・やられちゃう等。そんな時旦那さんは「もう!これイライラするわ~」って怒るんです。ま、こちらも意外だったです。旦那さんは運転してる時とかに大阪弁でいういわゆる<イラチ>(すぐイライラする人)を発動しますが、基本は穏やかに見えるので「ゲームでそんな怒るんや?」って思いました。一方私はというと、笑いが止まらないんです。自分でもびっくりでした。なんか自分でもおかしいくらい笑いが止まらないんですよ。落ちていくマリオ、敵に突っ込んでいくマリオ、リズムに乗って軽やかにジャンプするものの毎回同じところでぶつかるマリオ…。大爆笑です。で、私は自分にホッとしました。自分の失敗を笑えるという”成長”にです。

 まあ30歳も過ぎて何を言ってんだって話ですが、それまでは日ごろから「なるべく怒られないようにちゃんとやろう。慎重にやろう。」としすぎてちょっとしたミスや失敗にあまり耐性がなく失敗を笑えなくて、不必要に落ち込むか言い訳して「ああ、私って心が狭いなぁ」ってさらに自分に嫌気がさしてストレスもたまるし、もっとミスを笑える大人になりたかったんですよね。失敗をケラケラ笑える人が少しうらやましかったんです。女性でもそういう人ってかわいいじゃないですか?

なのでゲームでイライラする旦那さんの横で涙が出るほど笑ってる自分に安心しました。ちゃんと少しでも成長できていたことを、まさかマリオが教えてくれるとは思いませんでしたけどね。

 

 ということでたまに簡単なゲームをやってミスった時に大きな声で笑うと元気が出ますって話です。”笑う”という動作と、失敗や不調を「なんてことないさ」と思える精神的な部分と両方の効果ですかね。最近はもっぱらYouTubeで他の人がプレイしている実況動画を見て笑ってます。お金かからなくていいわ。

 

今週のお題「元気を出す方法」