「ちょうどいい」をさがす

自律神経失調症で繊細な専業主婦させていただいております

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正月早々 非常用バッグの中身の入れ替え作業

 最近の大きな地震は1月から3月が多いです。もちろん、記憶に残っている東日本と阪神淡路の地震が冬だったから記憶に残っているというだけで地震は季節を選ぶわけではありません。熊本は4月でしたね。結果、メディアはこの季節に地震・防災特集を組むので、いつしか我が家では毎年1月は非常用バッグを見直す季節ということになっています。そこに今回の能登地震が加わることになってしまいました。被害に遭わなかった人はニュースからいろいろ学んで自分の家に必要なものを再検討することで教訓にするしかありません。うちの非常用バッグもそうやって幾度かにわたって<アップデート>を繰り返してきました。

 

非常用避難グッズ 何入れる?

阪神淡路の被災者から学んだものー歯の健康

 ①口腔ケアグッズ

 実際にはその被災経験者が東北の地震の時に現地に送ってあげたものを取材したニュース番組で知ったことなのですが口腔ケアの大切さ。歯ブラシを大量に送ってあげていた方が「避難生活で歯磨きができないでいると虫歯だけではなく口からいろんな病気になりやすい」とおっしゃっていました。最近のとあるCMでは口から悪玉菌も入っているとか。それまでは口腔ケアのことはそこまで深刻に考えていませんでしたが、それを機に新品の歯ブラシと旦那さんのバッグにはデンタルペーストを、私のバッグにはデンタルリンスのそれぞれ旅行用サイズを入れています。二人一緒に避難できれば最強だし、一人一人になってしまっても大丈夫。水がもったいない時のことを考えるとデンタルリンスの方が便利でしょうか。

 

落ち着いて食べられない時のための食糧

 ②ドリンクゼリー

 家にはカップラーメン、アルファ米、水、缶詰など1週間ならもつ量があるのですが、実際被災すれば旦那さんは仕事場に呼び出されたり誰かの救助に向かうかもしれず、その状況ではゆっくり食事などできすに1日過ごしてしまうことも考えられます。家にいる私だって、本当に緊急の時は家の食糧を一人で持って逃げるわけにはいきません。そこでバッグに何を入れるか?ですが、ここでも阪神淡路の被災者さんのブログで見つけた情報で「なるほど!」と思ったことがあります。それが片手で食べられるドリンクゼリーを入れておく。これなら水分、エネルギー、物によってはビタミンなんかも補えます。乗り物に乗っていてもちょっとした隙におなかに流し込めます。シリアルバーなども入れますが本当に片手ですぐ食べられるものとしては一番かと。ちなみに我が家はプラスでお安くすむクラッカーが入っています。

 もうひとつ、このゼリードリンクをお勧めする理由にパニックになっていて食事がのどを通らないという理由を挙げておられました。確かにショックを受けていて余震や大雨が続く中、カップラーメンがたくさんあっても「さあ食事をしよう」という気分になれるのかと言ったら、しばらくは無理かもしれません。そんな時にも食べやすいし、お子さんがいる御家庭は小さな子供も手が離せないお母さんにもいいかも。そして1月くらいに購入するとうまい具合に秋ごろに賞味期限を迎え9月は防災月間。またテレビ等が思い出させてくれるのでいい具合に夏にゼリーを消費し、入れ替えをします。

自分が「コレがないと!」と思うものは何か

 ③自分だけの<精神安定剤>になるもの

よく忘れてはいけないものとして「自分だけが必要な大事なもの」として眼鏡・薬などが挙げられていますが重要性としては軽いけれどそれぞれ各自、”ないとソワソワするもの”ってありますよね?私は靴下。年中どこでも裸足が大好き!という人もおられるのでその方は絶対気にならないでしょうが私は嫌なんです。絶対履いていたい!冷えるというのもありますが裸足の感覚が苦手です。夏は夏で足裏や手のひらに汗を良くかくのでやっぱり履いていたいのです。なので着替えには靴下が2足は入っています。他にどんなものがあるのかな?音があると寝られない、光があると寝られない人は耳栓・アイマスとかですよね。

 小さなお子さんが大好きなぬいぐるみがあるのなら精神安定剤として同じものを非常用の方にも仕込んでおくとか、ふわふわの肌触りのものがあるとホッとするならコンパクトなひざ掛けを入れておくとか。繊細な人は繊細な人なりのグッズを入れておきたいと思います。触感も大事な感覚の一つですから思った以上に効果があるかもと思っています。<ライナスの毛布>ってやつですかね。

 似たような理由でバッグには服も上下セットで入れています。重くなるけど濡れた時に絶対着替えたい!から。肌には着慣れたもの、快適なもので安心させてあげたいのです。プリントがはがれただけで破れていない古いTシャツ、綿のパンツとロングネルシャツ。ロングネルシャツはスカートにも羽織りものにもなると思って。旦那さんの方には色あせてしまった作業用ズボンとTシャツが入っています。全部さんざん着たけど破れてないので捨てないで入れてあるものです。

能登の震災で新たに追加したもの・したいもの

 ペット用品は猫トイレ代わりにもなるプラスチックの収納ケースにきっちり入れたのですが以前とは違い猫が2匹になっている分、キャリーがいるような気がします。スーツケースはオフシーズンの衣類収納にはしていたのですが、ちゃんと上から下まで一式そろえておけば一瞬だけ帰宅できた時に短時間で出せるので詰めてみようかと。

 そして、本当はもっと早く買いたかったのですが保留にしたテントとトイレ。(ドラッグストアでも買えるトイレパックは各自持っています)ついにニュースを見ていた旦那さんがやる気になり着替え・トイレに使えるテントとプラスチックのしっかりしたトイレを購入してくれました。

 

 

まとめ

 災害はどの種類のものがどれくらいの規模でやってくるか全く想定できませんから用意したものも出番がなく終わったり焼失したりするかもしれません。そう思うとなかなかお金もかかるし揃えられないんだけど、こうやって何年も無事に過ごせている間にで少しずつでも揃えて教訓を無駄にしないようにしたいと思います。新たに全部を新品で買う必要はなく、リサイクルショップや手持ちのものを捨てる前に見直して工夫してでも備えましょう。