一日だけ10月らしい日があったけどまるで幻のように本日も夏日。
東日本から上はもう秋めいているようですが西日本はまだまだです。さすがに扇風機をかけなくてもなんとか過ごせる温度にはなったので着実に季節は進んでいるのですね。
去年あたりから”夏に元気な植物”がほぼ”夏には育たない”という事態になってます。今年はついにゴーヤすらいつもの場所ではできませんでした。ぎりぎりまで9月は過ぎても鉢はそのままにしてみたけど「もうだめだ」と中身を解体した時、土の中からもあ~と熱気が出てきてビックリ。そりゃ、こんな土の中の温度ならなにも育たないわな…。去年は9月になって本領発揮してくれたのに。それも全くなし。どれだけ今年が異常だったかわかります。うちは南向きにスペースがあるのですが日差しが尋常じゃないし、グリーンカーテンのつもりで掃き出し窓の前に植えてると金属の雨戸も触れないほどアツアツになるからその輻射熱も当たってるんじゃないかなと思うんですけど、鉢で育てるしかない我が家、来年はもう全然違う場所でやってみなくては。グリーンカーテンとしての役割はあきらめる?
野菜以外に毎年夏に植えているアメリカンブルーという花があるんです。20代の時、お金のない一人暮らしで何か彩を、と玄関に置くのに花を探していたら見たこともないきれいな青い小さな花の苗を発見。その時以来、いろんな思い出含めて夏には買わずにいられない花なのです。5月ごろのネモフィラもいいんですけどあれよりも花全部真っ青な潔さが好きでアメリカンブルー。名前の由来はアメリカ原産なのとアメリカの国旗<星条旗>の青地に白の★柄をイメージさせるかららしいのですが確かにね。別名はエボルブルス、ブルーデイズだそうな。うまくやれば冬を越せる花で一番最初に植えたその20代の頃、まさに冬を越えて翌年も咲いたんです!全然どんな育て方か調べもせずにほったらかしていたのに!
当時、ルームシェアしてた友達が実家に帰ってしまい、突然の独り暮らしな上に体調を壊してめちゃくちゃ細々と生きていた私のささやかすぎるうれしい出来事でした。だから実家に帰っても、そのあと結婚してからもアメリカンブルーを買い続け「たしかこの花は冬を超えれるはず!」と思っているのに意識して育ててからは全然だめで…。なんなんでしょうね。一回目の時のは無欲の勝利?それとも苗がすこぶる健康だった?ほったらかしで咲いたから同じようにしているつもりなのに。もしかしたら当時、花の方が「こいつは今弱ってるから励ましたらなあかん!」って頑張ってくれたんでしょうかね。
そんなアメブルちゃんですがさすがに今年は暑すぎて枯れそうだったから7,8月には買わなかったんです。っていうか、うちの近所のお店にはいつもの季節にはまだなかったんですよね。それが9月に入って売っているのを見つけてやっぱり今年も買わずにいられなかったよ!そして10月に入っても元気。数年前までの夏の勢いはないんだけどしっかり花を増やしております。
秋が来るのは待ち遠しいけれど、もう少し頑張って咲いていてほしいので25度以上でも許します。
10月だけど…
涼し気でよき。