「ちょうどいい」をさがす

自律神経失調症で繊細な専業主婦させていただいております

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南天が謎に復活した

 久しぶりに自分の家で採れた花を飾れました。季節がもうむちゃくちゃで今年は家庭菜園も夏は何一つうまくいかなかったですが、なぜかこれが復活しました。

奇跡のたわわ♪

 南天です。引っ越してきたときにすでに植わっていたのですが今まで7年、ほぼ実をつけられませんでした。花は咲くのですがだいたい梅雨の雨が当たるとほとんど落ちてしまいます。カイガラムシを丁寧に取り除いたり、花を雨から守ってみたりしてやっとなんとか実の季節にたどり着いても全部で20個も行かないほどの成果で色も悪い。「なんか、こんなんだったら植わってない方がいいやん。」って思うくらいの不格好な冬だったんですよね。それでもここまで切らずに残しておいたのには実は些細な理由がありまして。

 

 

 お向かいに90歳近くの独り暮らしのおばあちゃんがいたのですが私たちが引っ越してきた最初の年に教えてくれたのは「あんたのとこの南天、いままできれいに実をつけたことほとんどない。」って話。前の住人が住んでいた間も実は付きにくかったらしいのです。せっかく赤いカワイイ実がなるはずなのに、と思って少しだけ調べて意外と水と栄養を必要とするってことで気にしてあげてみたりマメに剪定してみたらなんとか毎年十数個は実をつけるようになりましたがやっぱり貧相。それでもお向かいのおばあちゃんは「ちゃんと実がついたやん!すごいやん。えらいなぁ。」って褒めてくれたんですよね。なんかうれしいやら引き下がれなくなるやら(笑)そこから何かしら手をかけたら効果がないわけではないと知り、とりあえずは撤去せずにおいたのですがやっぱりずっと同じ調子だったので「今年ダメならもう切ろうかな」って思ってました。

 そんな折、お向かいのおばあちゃんが一人暮らしはもう心配ってことでお子さんのおうちのご近所の施設に入る頃になりました。あまり自分のことを知らせるのがお好きでないご家族だったのでご挨拶がないまま気が付いたらお向かいが空き家になってしまい数か月。なんと今年びっくりするくらい南天に実が付いているではありませんか!しかも色がこれまでの暗い赤と全然違う!きれいで元気な赤なのです。おばあちゃ~ん!最後に見て行ってほしかったよ~!切ない…。

 でもなんでだろう?なんで7年も、いやおばあちゃんの観察を入れるとたぶん10年以上実を付けれなかった木が急に復活したんだろう?よくよく考えてみました。今年やったことといえば

リフォーム作業のため、隣のカポックの木を大幅に剪定した

撤去することになってもいいつもりで南天の太い根っこを1か所切って掘り起こした

この2つ。

たぶんこれですね。専門家ではないのでよくわからないけど隣のカポックと根を切ったことで栄養がいきわたるサイズにできたのか、大胆に切断したことで木が危機感を持って目覚めたか、だと思います。初夏のカイガラムシも今年はほぼつかなかったので切った直後から変化があったんだと今なら思います。

 ちなみにもうひとつ今年の夏唯一頑張ってくれた初めて買った鉢植え花のユーフォルビア・ダイアモンドフロストというかわいい白い花があるのですが、こちらが11月になっても元気でして本来は夏の花と冬の南天がコラボレーションです。

後ろになんかおるなぁ…ww。それは食べれませんよ?

 <ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト>は「夏の暑さに強い!」って書いてあったのではじめて育てたのですが本当にそうでした。日当たりの強い南向きの我が家の玄関でもずっと咲いてくれていました。わたし楓とかもみじの種の形がすごく好きなんです。あの竹とんぼみたいなプロペラ型。この花もちょっとそういう感じでかわいい。カスミソウみたいな繊細さもあるし他の花と組み合わせた時に引き立て役に回ってくれるのでちょこっとトイレに摘んできた花を飾ったりするのに便利かなと思っていたのに、今年は一緒に飾れる花がしばらくなくって今になって変な気候のおかげかこんな組み合わせになりました。この花も1年草として売ってはいるけれど冬を上手に超すこともできるそうで。ま、基本園芸はへたくそなのであまり期待せずにいよう。

 それにしても「この子はもうそろそろ引退だね~」とか言った途端元気になる植物とか電化製品とか、あれなんなんでしょうね。こっちの声が聞こえてるのか?まるで「やべ!アピールしなきゃ!私、まだまだやればできます!」みたいな?

深まる謎です。

あ~向かいのおばあちゃんの入った施設、教えてもらえたら良かったな。写真にとって送るのに。