
この時期になると私が以前書いた和歌山の<あらかわの桃>の記事がものすごい勢いで読まれます。ありがとう。
今年の我が家は7月頭の<白鳳>と7月後半~の<なつっこ>(←果肉が固い桃です)は近くのスーパーの産直売り場で小さめ1個125円くらいので味見させていただき、現地直売所は<清水白桃>を求めに8月近くなってきたら伺おうと思っておりました。<白鳳>が口いっぱいに広がるジュースのような果汁が特徴なのに比べると果肉のとろけ具合が抜群と言われる<清水白桃>。病気や虫に弱いせいで少し栽培が難しいとされていますが農家さんたちは”究極の桃”とか”桃の女王”と言うくらいの品種でもあるそうです。見た目の白の美しさと果汁と実の食べ応えのバランスなのかな。<白鳳>はいちじくかゼリー並みに口の中でほどけますからね。それはそれで良い。
本日は週のど真ん中の平日。午前10時開店の農園さんめがけて車を走らせます。家からは30分もあれば行けるので9時半出発。案の定、いつもの生産組合の販売所は車が満車なので我々はそれを軽くスルー。いつもの<八旗農園>さんへまっしぐら。今年は奥に大きな駐車スペースができていて8台くらいしか置けなかった以前のスペースは障害者・高齢者ステッカーの車用になっていました。たくさん停められるし方向転換も楽に便利になってました。今日は”おうち用訳あり500円カゴ”はおひとり様1カゴのみ。でもいったん戻ってもう一度並んでまだあれば買わせていただけるようでした。カゴには4個盛。去年より1個減ってるかも?まあ昨今の色んなものの価格高騰を考えたら仕方がないかな。品種にもよるのかも。今年は<白鳳>の季節に来ていないので比べられませんがカゴは<清水白桃>とたまに<川中島>が混じっていました。お尻が赤味がかっているのが<川中島>で果肉はしっかりめ、ほぼ全体が白いのが<清水白桃>です。むちゃくちゃビッグサイズではありませんがそれなりの大きさでずっしり。

ちなみに、<白鳳>と<なつっこ>は「近くのスーパー併設の特設売り場で買った」と最初に書きましたがこちらの4個入りは450円か500円だけど1玉ずつネットを付けて4個入用パックに入っているのでもっと小さめなのです。桃はあまり触って運ばない方がいいですからこの大きさを運ぶとなるとやっぱりコストがかかるんですよね。なので写真のサイズ(決して小さな手ではない私が指を広げて持ってるサイズ)が4玉(もう少し小さめも混ざりますが)はやっぱりお得!
続いては…実家に送る分を求めて去年も買わせていただいた<丸駒農園>さんへ。いやぁ~ここは車がね、大変なんです。村中の道で狭いわりに交通量が多く、各農園さんの直売所の駐車場のキャパが狭い。方向転換も難しい!今年から軽から普通車になった我が家は先回より苦労してしまいました。運転苦手な私一人では絶対無理だ。
こちらでは9玉入が2000円でした。旦那さんはこのあたりで一番安い13~16玉入り1600円くらいの”茶箱”を期待していたそうですがそれは生産組合の販売所で炎天下で並んだとしてもいいのが手に入るかどうか怪しいし、そういうところは駐車場が満車で車を停められないため私としては「今回はこれでいいやん」って感じだったんですけどね。数をゲットして親戚とかお友達にバンバン配りたいならそういうお安い箱狙いたくなりますが今回はお友達に配るのはやめたのでこのまま実家に送る分だけ、1玉が大きくてこの箱のまま配送できるのは助かります。茶箱は農家さんにとっては”傷モノ”なのでお店から送れるのはあくまで贈答用の高価な箱のみ。こういうお手頃なものは自分で送ります。

家に帰って早速発送準備。極力桃を触らなくていいように間の数個だけをいったん出して間に緩衝材として紙をくしゃくしゃして詰めて桃どうしがぶつからないようにします。他の桃は触りたくないので外から箱の下にプチプチを貼り付け上から別のダンボールで蓋を作ってガムテープと紐で梱包しました。桃さんも生き物なので呼吸ができるように注意が必要。発送できる一番近くはコンビニだけどあまり何も考えないアルバイトさんに雑に扱われたくないので郵便局まで持ち込みます。一応局員さんだと内容物が果物だとわかったら「天地無用・上に物を置くのは厳禁・生もの」のステッカーをサッと貼ってくれますしね。持ち込みは120円引きで同じ宛先の1年以内の送り状控えを持っていったらさらに60円の割引があったらしい。知らなかった。ゆうパックで80サイズで発送料は1010円。
帰り道の助手席でここ1か月の間で”あらかわの桃”で投稿されたSNSをチェックしたら「午前3時に出て5時に現地について9時まで待った」とか書いている方がいたけど本当ですか⁈ガソリン代とか所要時間とか考えたら本当にこれは安い桃になるのかしら?と思ったけど、まあちょっとした夏のイベントなのかな…。他の口コミとかでも見る通り大きな直売所は整理番号をもらったりしてもハズレしか回ってこなかったりするし、年々外で待つのが大変な暑さになっています。テーマパークのように待機列のための設備なんてものはありませんし、田舎なので快適に待てる喫茶店や日陰すら近所にはない。(ゼロではないけど…)暑さゆえ車の中で待機するのも、そもそも車を停める場所確保も大変。「おひとり様1ケース」と言われることも多いので大きな直売所だけでなく近所の農園さんの販売所も上手に使って複数人で行って手分けして購入するのが賢いかもしれません。あと「せっかく茶箱が手に入ったのに全然甘くなかった」と書いている人もいましたが本当に甘くて間違いないものはきっと糖度計で測って高価な贈答用に回っているんだと思うんですよ。そしてどんなB級品でも絶対忘れてはいけないのは
追熟です!
常温で風通しのいいところで2~3日は我慢です。香りと柔らかさ(触りすぎはダメ)で食べごろになるまで我慢!ですからね。”ジャム・コンポート用”でさらに安く売っているものはお店にもよりますが甘くなるのは期待できないから選別されている場合が多いので普通の食べ方でおいしくはならないと思った方がいいですよ。
和歌山に関してはやっぱり全体で栽培されてる数が多いのは<白鳳>な感じ(6月後半~7月中旬)で調べたところ<清水白桃>は岡山生まれの品種で岡山県が一位らしいです。買ったお店の方曰く、去年はカメムシが大変だったんですって。今年は大丈夫だったけど数は減っているのでネット予約なんかはもう早めにストップしてるそうです。7月後半の今からは店頭に黄桃種も並びだしたりして食べ比べができますが黄桃でハネダシ物はもっと少ないので「スーパーとかであまり並ばない品種を直売で楽しもう!」みたいな感覚で買いに行くなら楽しめます。うちも来年は黄桃にも手を出してみたいな。
果物は旬があるから魅力的。
あとは追熟を待つだけです。1玉だけ混じってた<川中島>がいい香りを立てているのでトップバッターはこの子かな?
追記:”清水白桃”が究極の桃とか呼ばれる理由がわかりました。本当に果肉がとろんとしている!白鳳が果汁とともに口の中でなくなるのと比べるとちゃんと食べ応えのある”とろん”。B品でも十分堪能できました!