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<先進的窓リノベ事業>の窓リフォーム始まる②

 酷暑の中、窓断熱リフォームが無事終了しました!

 はあ~長かった。3月末に一念発起してからリフォーム店に足を運んでからおおよそ4か月ですよ?一時はこの夏の断熱効果を実感することなく持ち越されてしまうのかと思ってましたがなんとか無事1階の水回りを除く居室の窓が全て断熱窓になりました。やっとビフォーアフターブログが書けます。

以前の記事はこちら。


harutoutato.hatenadiary.jp

窓断熱の全貌

 今回、リフォームをすることにしたのはリビング使いしている南向き和室と北側の主人の部屋の窓と玄関ホールの小窓計4か所。見積もりからズレにズレること数か月。正式申し込み→寸法計測→サッシ屋さん発注から1か月。酷暑の中の1日で全作業が終わりました。猫2匹がいるので当日はいろいろ気をつかいましたが、ハルさんはちっとも何にも気にせず「なんで私が2階に避難せなあかんのです?」と言わんばかりに職人さんたちにも一切関係なく好きに転がっておられました。一方、ウタくんはビビリ散らかして2階のベッドの下から半日出てこれず、午後になって抱きかかえておろしてからやっと落ち着いてくつろいでおられました。ここまで長かったけど内窓工法だけで言えばいざ作業が始まるとあっという間!本当に簡単でした。

 

 

北側の部屋 掃き出し窓+欄間窓と腰高窓×内窓工法

まずは北側の部屋。

面倒だったのはこの窓。掃き出し窓と上の欄間のような小窓が一体になっている大窓。

 後ろにうっすら見えているのが元の窓。アルミフレームの枠の中でパーツが上下で別れていたので内窓は天井まで一気に開閉できる大窓を付けていただきました。窓枠の中央の重なる部分だけが内側にボコッと出ている形だったのでその分少し枠を部屋側に出す必要がありましたが思ったほど部屋に干渉せず出来上がりました。元のガラスは下半分しかすりガラスではなかったので上から部屋が丸見え。道には面していないし隣が空き家なのですが、ガス屋さんが通る場所なものでとりあえず目隠しになったのもありがたい。この窓の前に左に見えているチェストを置いていたので職人さんが気を利かして「またこの位置に戻した時にロックが隠れないように少しだけ上に上げておきます。」と鍵の位置をずらしてくださいました。この左側にも腰高の窓がありこちらも同じ内窓工法でしていただいてます。

 効果

 非常にわかりやすく効果が出ました!ここはエアコンをつけていないので”エアコン効率”という意味の効果はないのでどうかな~と思っていたのですが、なんのなんの。外気温の影響をもろに受けていた大きな窓がまったく熱くならないので部屋が

「げっ!暑い!こんなとこで何にもでけへん。」というサウナ部屋から

「あら?平気。エアコン苦手な人なら扇風機で過ごすのもありかも?」な部屋に!

今日、写真を取りに来た担当者の方も「入った瞬間、違いましたね?」とおっしゃいました。しかも、以前この部屋に入られた時は一か月前ですから今、この酷暑でそう思うんだからよほどです。

南向きリビング和室 掃き出し窓×内窓工法

 一番時間を長く過ごすこの部屋はまずビフォーから。

暑さを少しでも避けたい!と日中は雨戸を半分閉めて暗かった…。

 いつも雨戸を半分閉じて、それでも雨戸からも伝わる熱でとてもじゃないけどガラスは触れないくらい熱くなっていました。障子の紙をプラにしてから少し効果がありましたがその障子紙も暖かくなるくらい南向きは恐ろしい。

和紙調のブラウン枠で。

障子が入っていたところがそのまんま内窓枠になりましたのでスッキリ収まりました。

外から見たところ。うっすら青いのが断熱フィルムが入ってる色なんだとか。

ここは和室だということとリビングぽくするのに和紙のデザインのガラスを入れていただいたので写真にはあまり映っていませんが非常に趣のある窓になりました。なんとなくぽわ~っと白いって言うんじゃなく、和紙の柄がしっかり入っています。

効果

 南向きだろうが問題なし!熱すぎて触れなかったガラスが嘘のよう。外が37度でも内ガラスがちゃんとヒンヤリしてるなんて感動です。ほんのりフィルムの青も涼し気でエアコンはずっとドライ28度で大丈夫になりました。隣の部屋と完全に仕切ってしまうと寒いくらいです。

そして、こちらの部屋でもう一つしたかったことが、いらなくなった障子をキッチンとの境に移動したかった事。

キッチン側に旦那さんの影(笑)

 実はキッチンとの境は完全に真っ暗になる押入れのドアのような3枚引き戸だったのですが、閉めると真っ暗だし、2本レールに3枚戸だもんで解放感がなくてすごく嫌だったんです。かといって全面リフォームする気はないし…。障子戸をこっちに持ってこれたらリビング側の明るさがキッチンにも入るのに!と私が強く希望しておりました。一番下の段はウタ君がおしっこかけちゃってたのをきれいに切って修復しようと思ったんですがいい感じに猫通路になったのでしばし放置です。見ての通り、お互いの部屋の電気や自然光がお隣にも漏れる仕様になりました!

玄関ホール 小窓×カバー工法

 一番時間のかかる大変な作業だったのがこちらカバー工法。単純に枠を一つ足せばいいのではなくて元の窓を外して枠に新しい枠を被せて作るので窓はアフターも1枚。掃除が楽で2重にならない分、見た目もスッキリですがお値段がぐっと上がるのと作業が多いです。内窓は3か所1時間ちょいでやってしまったのに対し、こちらは小窓ですが4時間以上かかりました。ビフォーはこちら。

もとの窓。ウタの定位置。

昭和のガラスですね~。ウタが外を見れるようにっていうのも考えてここだけカバー工法にしてもらいました。アフターは…

昭和の窓が令和の窓になりました。

 ひとつ残念だったのはカバー工法にしてもウタの歩くスペースはつぶれてしまいました。ただ外を見るのが左右逆になっただけでこちら側にスペースはあるのですが、まだわかってないのかウタくん使っておりません。こちらは窓ごと古いものは撤去したので網戸も新調されました。

効果

 こちらは玄関ドアが(すでに新しいタイプのドアではあるんですが)熱くなるのはそのままなので体感でわかるほどの変化はありません。どちらかというと冬の寒さに効果を期待しております。冬はドアに陽があたって温かくなるのでこの窓が熱をキープしてくれると温かいのでは?

 

まとめ

以上が窓断熱リフォーム完成形です。一言で言うなら

もっと早くすればよかった!

です。古い家が一気に居心地のいい家になりました。どのガラスも一切熱くならないし、冷房も良くきくし、冷房のない部屋も適温キープできています。今までプラ板で”なんちゃって断熱”してたのも無駄ではなかったと思いますがやはり断熱ガラスはすごいです!安くはない買い物ですがこんなに違うならお勧めできます。寝室があるのは2階なのでそりゃ全部やったら快適だろうけど一日の大半を過ごす一階がこれだけいい感じになったならとりあえずOKです。あとは補助金が戻ってきて清算された時に最終報告します。

さあ、次は押入れリノベです。楽しみ。