更年期真っ最中な自分が不調をいろいろ確認し、対処し始めたのが約半年前。良く聞かれる”ホットフラッシュ”とかイライラなどは自分はほぼなく、もともと20代からの自律神経失調症の症状があるので特に驚くこともなく<痒み>と<手首の痛み>と<のぼせの繰り返し>と向き合ってまいりました。で、ここにきてまず一番厄介な<手首の痛み>が思わぬ決着を見たのです。実にバカバカしく、でも更年期と無関係ではなかった原因を語ります。
事の発端はこちらから
終息につながるあることに気が付いたのは、とある日の布団に入って寝るタイミング。私のかゆみの一番気になるところが背中なのですが、その夜も背中が痒くって掻こうとしたんですね。私はそもそも体が結構柔らかく、細身なので背中の痒いところにはあっさり手が届くのですが、寝た姿勢だと勝手が違って「起きてる時に余裕で届くところがこうも届かなくなるものか?」と思っていたのです。多分肩回りの可動域の問題。右を下にして寝始めることが多いので左手を伸ばしたら違和感。!!!!右より左の手の”届かなさ”が立っている時と全然違うではないですか⁈試しにもう一度体を起こして同じことをしてみたらやっぱり余裕で届きます。
ここで私は気づきました。つまり手首の痛みが体のかゆみの症状とほぼ同時くらいに現れたことからしてこれは睡眠中、無意識に痒みに反応して無理に左手を使い、筋をあらぬ方向へ伸ばしてしまっていたのではないか?だから昼間は平気なのに目が覚めると左手が激痛。つまり、寝ている間の”無理な姿勢での左手カキカキ”による靭帯損傷です。だから普通サポーターって「寝ている間は外しましょう」って言われるけど私は夜しておいた方が良くって、昼は外せていたんです。
さて、そうなりますと芋づる式にいろんな原因がはっきりしてきます。手首のサポーターはすごく調子良かったんですが、実はサポーターの生地に肌が負けて日に日に荒れてきたんですね。どうも化学繊維がだめになってきたみたいでこれに気づくと背中の痒みにも答えが出ます。私1年くらい前から夜も下着をつけるようになったのです。いわゆるナイトブラってやつですね。これが自分的にはすごく良かったのですがお肌には良くなかったようで。湿疹までは出ないのですがすごく痒い。昼間はあまり気づかないので多分これも姿勢や体温のちょっとしたことで寝ている間は摩擦も多くダメなんでしょうね。つまりこの一連の問題の発端は
更年期でお肌が弱くなった
が原因の全てです。
肌が弱くなった→インナーの化学繊維が痒みを引き起こす→就寝中、無理な姿勢で左手で掻くことで手首損傷 というのが事の全容。
そしてサポーターに負けた肌を見て発覚。ってな感じ。40代まではこんなことで負けるお肌ではなかったのでこれは明らかにお年のせいでございます…。
さて、困りますね。
こうなってからいろんなものを天然素材に変えるように検討中ですが天然素材100%だとサポート感、ストレッチ感がないわけですから体にフィットさせたい類のインナーでは探すのが困難です。綿100%を謳っていてもよく見ると肝心なところはポリウレタンだったり化繊のレースが使われていたり。今のところ手持ちのもので地肌に使えるのは無印良品さんのものだけなのでその他のは綿のキャミソールやタンクトップを着た上から使ってみようかと思っています。
ということでこの件は
①寝ている間、サポーターも下着も一番下の肌に触れる部分はすべて綿にする。
②痒い時は無理せず”孫の手”代わりになるものを使う。
③お風呂で肌を洗う時も手で洗う。ボディクリームを塗る。
などの解決策に落ち着きました。その後新たに手首は傷めていません。
もう一つの対処法<エクオール>はどうだったかというと。
私はDHCのを4か月飲んだことになるのですが変わったことは”体内の急激なのぼせの繰り返し”がなくなりました~!これが結構エネルギーを消耗している感覚があって地味に嫌だったのでそれは良かったかな。肌の方には何も変化がありませんでした。漢方は胃に合わないと困ると思い<命の母>ではなくこちらを選択したのですが、ここで一回試しにエクオールをストップしてみたいと思います。人体実験です。調べてみるとそもそも更年期はホルモンバランスの大きな変化についていけてない<体がびっくりしている間の不具合>だそうなのでもしかしたらちょっと落ち着いているかもしれないと思って。また不具合が出たらエクオールの効果があったということだし、また続ければいいということ。
余談ですが、私よりももう少し上の世代の知り合いも「私も手首が痛くって」と嘆いておられ、その方は割とすぐ病院に行かれる方なので行くつもりだったみたいですが「どうでした?」と尋ねると「肩こり治ったら手首も治ってた~www」とおっしゃっていました。まあ、そんなもんですよね。病気もケガも「はやく何か原因究明したい!」とは思うけれど時間がかかって判明することも多々あります。あまり、アレもコレも更年期?大病?など思い煩わず、自分の体をじっくり観察して知ることが解決の道になることもあるのですね。
「なんでもこーい!」って
大きく構えていたいものです。