我が家の猫たちは基本家にいる私にすごく依存しております。もちろん、旦那さんにもご飯をねだるし、遊んでくれぃ!と言いますが日中仕事で家にいない分、相手してくれる回数に差があるのでどうしても私にいろいろ訴えてきます。
くわえて、二匹の年齢差ゆえに一緒に行動することもあまりありません。ってことで私は時に2匹から取り合いの対象になります。主に就寝時。
冬の間は旦那さんの方にウタ君(もうすぐ2歳オス)が、私の方にハルさん(16歳メス)が乗っかっていたのですが軽い春夏羽毛布団に替えてから2匹が私の上に乗ってくるようになりました。通常はこんな感じになります。
旦那さんに「臨終の飼い主にお別れを言いに来た猫たちみたいやで。」と言われた…。
まあ、幸せな光景ではあるけれど、私はどっちにも転がれない。で、この日は左大臣・右大臣みたいになってますが本来はウタ君が足元に寝ることが多いのです。そうするとハルは何を思ったのか最近日に日にぐんぐん私の顔に近づいてきまして、ここ数日は私の肩と首のところにがっしりもたれかかって、まるで立派な椅子のひじ掛けに体重をかけゆったり座る社長のごとく寝ておられるのです。もう私の右肩はロックオンですよ。ハルさんの後ろ頭の柔らかい毛の感触が私のアゴに当たって幸せ過ぎてたまりません!「姉さんは(うちでは猫相手にパパママとは絶対言わないことにしている)私のものだ!」って感じかな。私に背を向け、じっと足元にいるウタのことを見て「この場所は死守!」って顔しているので先住猫の意地を見せてるっぽいです。昼間、お気に入りのダンボールで寝ていると、よくウタにちょっかい出されて人間が誰もいないとあっさり乗っ取られているので夜はゆっくり寝るためにも私の懐で守ってほしいんでしょうね。
私はエブリィナイト、ハルさんのナイト(騎士)。
ちなみにシーツは例の片面防水のタオル地シーツです。これに替えて朝、起床後の寝室をしっかり閉めておくことで今のところウタのおもらしは被害ありません。肌側はやわらかいひんやりしない肌触りなのでばっちり、お気に入りです。
harutoutato.hatenadiary.jp
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慕われているのはありがたいですが猫の愛と支配は表裏一体。どっちの気持ちの比重が大きいのかは本人(猫)しかわかりません。一応公平であるようにハルさんのいないところではウタくんを撫でまわし、ハルさんがいたらそちらを順番的に優先するようにして我が家の平和は保たれています。ハルさんは老猫だしね。いたわってあげよう。
しかしハルさん、お医者さんに「腎臓がもう弱ってますよ」と言われてからとてもよく頑張っています。基本は快眠・快便。時々めちゃくちゃ水飲んで、おしっこも異常に多い時もありますが毎日ではないし、ご飯もよく食べるし、けたたましく鳴くことも少し減りました。昼間は異様に寝ておりますがこれはおばあちゃんだから仕方ない。お散歩も行けるしまだ大丈夫そうね。
今日も元気に猫の「主争奪戦」は繰り広げられるのです。
どっちも頑張れー!